腰痛相談室

Qぎっくり腰ではわざわざ整形外科に行くべき?

結論:足を運んでも無駄になるため、ぎっくり腰の専門家を求めること。

今回のご相談者様は、
ミカさん、38歳の女性です。
ミカさん38歳

ネット上の投稿板に相談されていたのを
お見かけしました。

「ミカさん、今日は
どうされました?」

「それが、ぎっくり腰になった
みたいです。」

「たいへんでしたね。
すぐに治療を受けた方がいいですよ。」

「そう。それは分かっているんです。
でも困ってしまって・・・」

「どうお困りになられたのですか?」

「治療院を探していたんですよ。
でもいっぱいあります。

「そうですね。一杯あるので、
沢山さがせます。」

「だから逆に困っているんです。
ありすぎて・・・

どこを選んでいいのか
分かりません。」

「なるほど。
お知り合いはいない
のですか?」

「それが、いないんです。
ここには仕事で引っ越してきました。
だから職場にしか
友達もいませんし・・・・」

「じゃあ職場の方に
相談されてみては?」

「でも、通えないじゃないですか・・
職場も片道1時間掛かりますよ。

場所が大田区なんです。

ここは墨田区でしょ。」

「じゃあ、ネットで相談して
みるのはどうでしょうか?」

「う~ん・・相談はしてみました。
それが・・・」

「何か問題があったのですね?」

「色んな方が丁寧に
答えてくださいます。

でも、皆さんが
「整形外科に行け」
って答えるんです。」

「それが、まずいのでしょうか?」

「昔、部活で膝の怪我を
したことがありました。」
ミカさん子供時代
「小学校で、バスケをしてました。
そのときに整形外科に行ったんです。

でも湿布だけ手渡されました。

中学校と高校ではバレーをしました。
そのときにも怪我で整形に行きました。

でも腰を痛めたのに湿布を
渡されるだけでした。

今回のぎっくり腰でも、
きっと湿布を渡すだけ
だろう。
そう思うんです。」

「ミカさん、きっとそうでしょうね。
たぶん湿布を渡すだけです。」

「それなのに、皆が

『整形外科に行け』

って言うんです。
おかしくないですか?」

「そうでしょう。」

「私は、わざわざ整形外科に
行かなければ
ならないのでしょうか?

本当は整体に
行きたいんです。」

整形外科の受診をすすめる人は
「ぎっくり腰になったことがない人」
「発言に自信がない人。」

「ミカさん、私が思うには、整形外科の
受診を案内する人は、ぎっくり腰の
経験のない方
なのだと思いますよ。」

ぎっくり腰は多くの場合、人生で1回あるか
ないかという発生頻度です。

なので、一生患うことがない方も
当然おられます。


ネットで相談を求めると、
色々な方が質問に答えてくれます。

でも、答える人の境遇は様々です。

皆さん、境遇は異なります。

でも、ミカさんの役に立ちたい。

だから一生懸命に
答えてくださいます。

その方が、自分で
ベストだと思う方法を
提案してくれます。

でも、良いと思う方法が
本当にミカさんの
ためになるのかは
分からないでしょう。

そのアドバイスが、
ぎっくり腰を経験したことの
ない方のアドバイス
であれば
どうでしょうか?

経験したことのない人よりも、
経験したことのある人の意見の
方がミカさんにとって役に立ちます。


ミカさんは過去にもぎっくり腰を
経験されている。

経験したことのない方よりも、
整形外科のことを
知っているのでは?

また、ぎっくり腰を経験したことが
なくても、ぎっくり腰について詳しく
勉強した方もおられますよね。

経験しても勉強したことがない人、
経験はなくてもしっかり勉強した人、

どちらの意見も参考にするべき部分が
あります。

そして、自分自身がぎっくり腰を
経験し

さらに、ぎっくり腰についても勉強している
先生もいます


アドバイザーは
以下の4つに
区分されます。

ぎっくり腰の勉強歴  ぎっくり腰歴 
なし なし
なし あり
あり なし
あり あり

たぶん、安易に

「整形外科に行け」

とアドバイスを下さる方は、
図の①番の方なんだと思いますよ。

少なからず自分が
ぎっくり腰を経験していれば、
ミカさんが疑問を抱くように、
「整形外科に行け」
とは口に出来ません。

だって、本当に湿布を処方する
だけ
なのですから。

そして、治療家の先生でも、
学校で勉強しているだけの
教科書上の治療を学んでいる人は、
きっと
「整形外科に行け」
と言うんでしょうね。

そういった方は、自分が
ぎっくり腰を経験したことが
ありませんから。

つまり、ミカさんはネットで
皆さんがすすめるアドバイスに
囚われるのではない。

ミカさんのおかれる状況を
最も的確に導く
ことが出来るのは
④番のぎっくり腰を経験し、
なおかつぎっくり腰について
詳しい方の意見を参考にするべきだと
思います。

①~④の立場の方の人数では
統計を取れば
圧倒的に①の人が
多いはずですから
アドバイスの数に
囚われてはいけません。。


つまり、ネットで相談をすると、
そのほとんどの方は、
「ぎっくり腰を経験したことがない。」
なおかつ
「ぎっくり腰について学んだこともない」

そういった方が大部分を
占めているはずです。

何を知っていて

「アレが良い
これが良くない」

というのでしょうか?

実体験もない。
勉強もしていない。

それなのに何のアドバイスが
出来るのでしょうか?

つまり、ミカさんにとって、

沢山のアドバイスを
聞く必要はない。


ミカさんの置かれた状況に
最も的確な意見を
下さる方を信頼する。


そうされれば良いのではないでしょうか?

そして、ミカさん自身が、
受けたときに「納得」できること。

周囲の意見ではない。

まず自分が信じることを
やってみるべきではないでしょうか?

これから利用する治療院の値段や
チョイスにどうしても、
ちゅうちょしてしまう。

でもどんな治療院さんだってそう。

生活するためにそれなりの
料金を設定するはず。

逆にそれは、
ミカさんのためでもある。

ミカさんは、いま本当に
困っているのでは?

その困難、

その苦しみが

整形外科の1000円で
本当に解決
されるのですか?

その苦しみが
整骨院の500円診療で

果たして、
解消されるのですか?

その苦しみ、

その不自由が、

たった数百円で解決する
問題なのですか?

どんなものにも

「正価」(せいか)

があります。

物には正しい価値
があります。

ミカさんの苦しみは、

きっと、そんなに安くはない。

ミカさんの辛さは、

そんなに軽いものではない。

ミカさん。
安易に流されては
ダメだよ。

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