腰痛相談室

腰痛治療の薬

お薬

結論:①NSAIDs 、アセトアミノファン、②抗不安薬、オピオイド

「あの薬も
ダメだった!」

「この薬も
ダメか!」
頭を抱える女性
難しいお薬の名前を
ビッシリとノートに
書き留めて
いる患者さんは
珍しくありません。

腰痛を患う方から
すれば、きっと一番
すがりたいのが
お薬かもしれません。

お薬を飲んで
痛みを緩和したり、
炎症を抑えたり
するのは難しい努力を
必要としません。

受身で取り組める、
代表的な
治療法ですよね。

ところが、薬に関しては
相当、奥が深いです。

我々民間治療家も、
お薬に関しては、
一般書を読むぐらいしか
学ぶことはしません。

難しい薬学の
メカニズムを把握した
ところで私どもは
患者さんにお薬を
投与することも
出来ません。

患者さんに日頃飲む
お薬を指導することも
許されません。

正直に言えば、
勉強しても
ムダになるのが、
薬学です。

生理学や、生化学、
科学に相当強くないと、
お薬を勉強しても
理解が出来ないと
思いますよ。

ですから、
一般人の皆さんに
お薬をどうこうして
もらいたいとは、
私も思っては
おりません。

なので、ここでは

お薬の名前だけ

覚えていただければ
良いのでは
ないでしょうか?

それ以上深く
覚えてもきっと
実践的では
ありません。

そして、皆さんは、
お医者さんに対して、

「この薬を投与
してくれ!」

注文することも
出来ません。

結局お薬は、
最初から最後まで
全て受身で望む
療法なのでしょう。

つまり、
深く追求
する余地が
ありません。

NSAIDsと
アセトアミノファン

お薬には、
ルールがあります。

それは、処方する
順番です。

腰痛診療ガイドラインでは、
腰痛の患者さんが
診療所などに
やってきたときに
処方するお薬に

第一選択薬、

第二選択薬、

を設けております。

第一選択薬では、
NSAIDs(エヌセイド)
そして、
アセトアミノファンを
処方します。

これがどういった
お薬なのかを知る
必要はありません。

名前だけ
覚えてください。

なので、どこかの
診療所を受診
したときに
まったく違うお薬を
処方していたら、

「あれ?この
病院、大丈夫かな?」
あれ、このお医者さんおかしいぞ!
と思っていただく。

それぐらいの
意味合いだと
思ってください。

ありがちなのは、
痛みを何とかして
もらいたくて

通院していたのに、
処方されていたものは、
腰痛診療ガイドラインの
ものとは異なり、

「単なる
ビタミン剤」

だった。

ビタミン剤だけを、
処方され続けている
ケースもあります。

要するにお薬だと
思っていたら、


単なる
サプリだった・・・・


残念!サプリだった・・・

数ヶ月通院したけど、
ずっとビタミン剤を
処方され続ける。


「あれ?中々、
治らないぞ!」

とずっと通い続けて
ようやく気が付く。

こういったケースも
あります。

なので、腰痛では、
第一選択に、

NSAIDs、
そして、
アセトアミノファン

この二つのどちらかを
処方するものだと
いうことを覚えて
おいてください。

ちなみに、ケガなどの
きっかけで腰痛になる
ケースでは、
この第一選択薬
だけしか、ハッキリ
したものは
定められていません。

第二選択薬以降は、
各病院の判断に
任されます。

慢性腰痛では、
第二選択薬がある。

急性腰痛は第一
選択薬までです。

これに対して、
慢性腰痛では
第二選択薬も
あります。

ここでは、
ハッキリした
医学的な根拠の
あるものでは、
①抗不安薬、
そして、
②オピオイド

腰痛診療ガイドラインでは、
この二つのどちらかを
処方することと
されています。

抗不安薬は、
不安を紛らわすもの。

慢性腰痛の
正体は、多くの場合

「恐怖症です。」


「痛みが起こるのでは?」
という不安そのものが、
不安を感じる女性
本人にとって
大きなストレスです。

過剰な不安を、
お薬で抑えてしまうことで
患者の心身の状態を
改善に導くわけです。

そして、オピオイドは、
麻薬を鎮痛に
用いたものです。

一部の麻薬を用いると、
それまでの体の痛みが
劇的に緩和される
といいます。

脳を陶酔させたり、
脳に快楽を与えて、
患者さんの苦痛を
和らげるわけですね。

ただ、常識的に
考えると麻薬ですから、
オピオイドを第二
選択に用いる
ことはないのでしょうね。

第二選択は、実質は
抗不安薬。

それでもダメなら
オピオイドを用いる。

こういった流れ
なのでしょうね。

色々と薬を試して
見るけど、
最終的には
麻薬を使ってみる。

これでダメなら
手術などを
検討されるのでしょう。

お薬は、あくまでも
短期的なもの。

腰痛診療ガイドラインでは、
いまご紹介したお薬は、
グレードAとして
定められています。

つまり、患者さんの
腰の痛みを改善する

「効き目は
大きいですよ。


このように
言及している
わけです。

ところが、これに
加えて以下のことも
補足しています。

※抜粋

長期的成績を
示したものはほとんどない。
いずれの薬物も
短期間の処方に
限定したほうが
安全であろう。

出典:
腰痛診療ガイドライン
第四章「治療」
P41 

要するに、
お薬は、その場の苦痛を
取り去ってはくれます。

しかし、表面的な
痛みを取り去る
だけです。

根本的な痛みの
対策は患者さんが
自分でやらないとダメ
ですよ!


こういったことが
言いたいわけです。

私ども民間の
治療家は、お薬について
論議はしません。

議論しても、どうせ、
お医者さんや薬剤師さん
しか、薬は処方できません。

何もできません。

でも、お医者さんや
薬剤師さんだって、

結局は治せない。

途中経過がどうであれ、
結論は同じ。
ガッカリする男性
腰痛は患者自身が
治すもの。


こういうこと
なんですね。

ガイドラインでは、細かく
副作用や効果について
紹介しています。

でも、結論を言えば
結局は覚えても
ムダです。

痛みが強いときに
短期間だけ
処方してもらう。


腰痛持ちの皆さんは、
以上のことを
覚えておいて
いただければ
良いでしょう。

対応対処

  1. 腰痛はお風呂で温めて良いの?急性腰痛には温熱療法が有効であると腰痛診療ガイドラインでは言われています。
  2. ぎっくり腰で最初は冷やして、その後温めるのは?2018年現在では、温めることも、冷やすことも、鎮痛そのものが目的となります。
  3. ぎっくり腰、二日目で歩けるのは回復が早い方か?十分には回復していない。筋肉にエネルギーが戻ると痛みが軽減することもあるだけ。
  4. ぎっくり腰で薬を飲んで一時間経っても効かないから、また飲むのは?止めましょう。量を増やすと副作用の危険性があるから。
  5. 腰の右側が痛くてたまらない。経験者教えてくださいネットやメールなどでの相談では、5W1Hに沿って自分の置かれた状況を説明しないと、協力者を得ることがむずかしい。
  6. 医者に行かずにぎっくり腰を治すには?なぜ行かないのか?その理由にもよります。
  7. 痛み止めを飲めばバレーはいい?ぎっくり腰では動いて痛み方が悪化するならば安静にしておくべきです。どうしてもやるなら悪化を承知しておくべきです。
  8. ぎっくり腰ではわざわざ整形外科に行くべき?自分で行くことがムダだと思うのでしたら止めましょう。
  9. 湿布を貼ったら余計に痛くなった湿布そのものには有害性はない。しかし、相性があって、主観によって不愉快を抱くと痛みが悪化したように思えてしまう。
  10. リュックとショルダー体に負担が大きいのは?どちらも大して変わらない。
  11. 腰痛治療のお薬第一選択薬、第二選択薬など腰痛の痛みを鎮める効果は大きい。だが、長期的な成績はない。
  12. 股引の効果意外に馬鹿になりませんよ。肌着はちょっとしたことですけど体の痛みには大きな変化があると思います。

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「全ページ」を11個のカテゴリーに分類します。

基本基礎知識編、★痛み科学

原因別ヘルニアや坐骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症など個別の原因をまとめています。

部位別お尻や背中、足など部位ごとにまとめています。

症状別慢性腰痛や腰痛の再発、神経の症状など、症状全般をまとめます。

睡眠・寝る★睡眠、★寝る姿勢、★寝具

対応・対処腰痛になったときにどういったことをするかをまとめています。

運動・ダイエット★歩く、★運動(腰痛患者用・安全対策・運動理論・誤解)、★ダイエット、★運動器具

仕事★介護、★仕事での腰痛対策、★腰痛による職業問題

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